| | 持続可能性～２３区の２０２０年度予算案（２）／歳出圧力／一般会計総額初の４兆円超え 「歳出が増えている」。９日の目黒区議会の予算特別委員会で、青木英二区長は来年度予算の一般会計が前年度比で０・８％増えた理由をこう述べた。一般会計は過去３番目の規模となったが、現庁舎への移転で、過去最高額を記録した２００２年度予算のように特殊な増要因はない。区財政課は「保育所関連の経費が増加したため」と説明する。
同区を含めた２３区全体の来年度予算の一般会計は、前年度比３・０％増の４兆５６７億１４０４万円で、４兆円台を初めて突破。１８区が過去最高額を更新した。大型予算を組む背景には、待機児童対策以外に再開発事業や公共施設の改築などがある。
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