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苦戦続く命名権ビジネス/渋公は新スポンサー公募

 9月30日夜、渋谷区立渋谷公会堂の正面入り口に設置されていた「C・C・Lemon」の看板が撤去された。同公会堂の命名権を持っていたサントリーとの契約が終了し、「渋谷C・C・Lemonホール」から元の名前に戻るためだ。次のスポンサーは見つかっておらず、渋谷区では公募に踏み切った。同区はこれまで、区の収入確保の一環として積極的に命名権ビジネスに取り組んできたが、企業側の慎重な姿勢を背景に、苦戦を強いられている。
 渋谷公会堂がC・C・Lemonホールとしてスタートしたのは2006年10月。命名権料は年額8400万円だった。区は「サントリーとの契約更新がベスト」として交渉を行ってきたが、折り合わなかった。
 区広報課では「東日本大震災以降の経済の落ち込みで、企業はまず広告費や一般管理費を削っている」と厳しい状況を説明する。


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