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新型コロナで都政激動/知事選 自民が知事支援へ/幹部異動 条例局長留任/五輪 1年延期で決着

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、東京五輪・パラリンピックが1年程度延期されることが24日、正式に決定した。その一方、都政では同日に自民党本部が7月の都知事選で独自候補の擁立を見送り、小池知事の再選に向けて支援する方向で調整に入る方針を固めた。また25日には、新型コロナの対応で4人の条例局長を勤務延長し、全員留任させる異例の人事が内示。都にとっては新型コロナに翻弄(ほんろう)された激動の1週間について職員の声を聞いた。



◆知事選 自民が知事支援へ

選択肢がない

 落ち着くところに落ち着いたが、現職の再選くらいしか選択肢がないのは都民には残念。自民都連は新型コロナという緊急事態の中、知事の足を引っ張ると都民受けが悪いと判断し、いったん矛を収めたということか。ただ、都連も負け戦が明白だったのにメンツの問題で無理やり抵抗していた感がある。コロナという共通の敵と大義名分ができて、内心ほっとしているのではないか。

(本庁課長) 
 
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