| 新型コロナウイルス危機下のアメリカ人意識/事業創造大学院大学国際公共政策研究所長 吉川富夫最悪のタイミング/での米国出張
3月1日から15日まで、(1)米国における空き家問題(2)自治体の公民連携─という二つのテーマで米国五つの都市を回ってきた。折も折、2月は中国で武漢を中心にコロナウイルス感染がピークにあり、日本ではクルーズ船での感染者大量発生に加え、感染者が増え始めた時であった。どうしてこんな時期に米国出張しなければならないのか説明に困るのだが、文科省の研究予算で海外調査をするとなるとアポイント取り(1月)、飛行機やホテルの予約(2月)を経て、この時期になることが多い。医薬品をたくさん持ち、旅行保険にも入って、重い気分での成田空港出発であった。
他方で、アメリカではまだ感染者は西海岸を中心に2桁であり、中国や日本などアジア諸国を感染震源地とみる意識が支配的であった。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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