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新型コロナ融資あっせん/申請受理までに時間差/大田区などで即日対応/予約制で1カ月待ちも

  新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んだ事業者向けに、各区が独自の融資あっせんを開始しているが、申請書を受理するまでにかかる時間に各区で格差が生じている。申請の事前予約を必要としない区は即日、申請書を受理する一方、予約制を導入する区では1カ月後まで予約が埋まり、書類すら提出できないケースもある。 
 3月下旬、大田区産業振興課融資係の窓口では、区内で時計店を営む男性(39)が融資あっせんの提出を終え、安堵(あんど)の表情を浮かべた。新型コロナの感染拡大前は月500万~600万円の売り上げがあったが、拡大後の3月は5万円程度に激減したため、区から金融機関に提出するあっせん書の交付を受けた。
 
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