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都議会/溝埋まらず会期延長/議長辞任要求巡り/着地点の見通し立たず

都議会第3回定例会は閉会日の7日、議長選を巡って対立していた民主党と自民、公明両党の溝が埋まらず、18日まで会期延長することを決めた。自民が民主に対し、和田宗春議長(北区、3期)が辞任し議長選を行うよう要求したが、民主は本定例会で議長選を行わない方針を決め、妥協点が見いだせていないため。「議長人事を引き金に、民主党のガバナンスの弱さをあぶり出している」という指摘がある一方、「五輪招致で協力するはずの時期なのに、わざわざ争点化させている」という見方がある。20年五輪招致決議や、新銀行東京と築地市場移転に関する特別委員会の存廃の議決についても、先送りとなる。会期延長は02年以来、9年ぶり。



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