| 小池都政 虚像と実像~第3部・有識者が見る1期4年(1)/職員に政策の納得感与えよ/早稲田大学名誉教授北川正恭氏 新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、都政の命運を決める都知事選が2カ月余りに迫ってきた。現職の小池知事はこれまで進退を明らかにしていないが、再選出馬が確実視されている状況にある。来期は新型コロナ感染症の終息と経済の立て直し、五輪延期問題の対応など難題が山積する。シリーズ「第3部」では有識者に小池都政1期目の総括と課題、展望を聞く。
新型コロナウイルス感染症対策を巡って、小池知事が他府県に先駆けて店舗への休業要請と協力金給付を実施した点は評価している。他県が事業者への経営支援の財源を確保できないことを理由に、当初は休業要請に後ろ向きな姿勢を示していた中で道を切り開いた。
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