| 小池都政 虚像と実像~第3部 有識者が見る1期4年(3)/〝都性〟が生んだ「遊興」の系譜/東京大学大学院教授金井利之氏 小池知事の一つ目の業績は1期目の4年目を迎えられたことである。猪瀬、舛添両知事が短命だったのに対して、小池都政は一定の安定性を確保したかに見える。テレビ劇場は実務を変えないように、実務的に無為無策ゆえに、現実世界を変えないがゆえに、知事職を継続できた。
本来の都政が重視すべき課題は環境問題であり、貧困問題である。クールビズの提唱者でもある小池知事は環境対策に注力しているかの印象は強いが、環境激変についていけていない。暴風雨・酷暑が毎年のように起きているにもかかわらず、ピンボケである。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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