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世田谷区/都市復興で実践訓練/職員と区民が課題共有

世田谷区で6日、災害後の都市復興を速やかに進めるためのプログラムづくりのプロセスを学ぶ実践訓練が行われ、初回となるこの日は区職員と区民らが実際に街を歩きながら、危険箇所などの課題を抽出した。今後、11月にかけて、建築制限区域の設定や計画策定、住民への説明会などの一連の流れを演習し、プログラムづくりの実力を着ける。

 都市復興プログラムは、地震の痕跡が残る街をハード面から考え、街を速やかに復興させるための区の行動計画。
 この日の実践訓練には、区内5カ所の総合支所の街づくり課のほか、都市整備部地域整備課、危機管理室災害対策課、道路整備部道路管理課などから職員26人が参加。ケーススタディー地区となった三軒茶屋駅周辺の若林1~2丁目、太子堂4~5丁目の地元町会からの区民や大学関係者など専門家も加わり、四つのグループに分かれて、約2時間近くかけて街を歩き、危険箇所や災害時に役立ちそうな場所や施設などをチェックした。


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