| ウィズコロナとIT化~私の提言(3)/デジタル行政の未来/「ベースレジストリ」の構築を/内閣官房政府CIO上席補佐官 平本健二氏 ─行政のデジタル化の現状についての見解を。
あらゆるものが試行にとどまっていた。例えば役所のテレワークは理論上は可能だが、面倒だからやらないという潜在意識があり、いざ必要になった時に電子化や業務改革ができていなかった。現状はまるで9月1日の始業式を迎えてから夏休みの宿題を全力でこなす小学生のようだ。
─改善すべき課題は。
今回の特別定額給付金などでは政府全体で管理された住所データベースがないことで、給付金の支給事務が遅れた要因になったと聞いている。自治体に給付業務を丸投げした総務省にも大きな問題があるが、 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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