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葛飾区／庁舎建て替え案を具体化／あり方検討委１０月末以降に区長報告／現庁舎敷地など３候補

　学識経験者、区民代表を交えた「葛飾区総合庁舎整備のあり方検討委員会」がこのほど、最終報告の素案を公表した。１９６２年に完成した本館庁舎と議会棟、７８年完成の新館庁舎を一体的に再整備する方針で、区が０９年度末に策定した構想に基づき、区民を主体に約１年半、議論してきた。公表されている素案では、建て替え候補地として▽現庁舎敷地▽青戸平和公園（青戸４丁目）▽京成押上線の立石駅北口の再開発事業地─の３カ所を並列で列挙。事業費の試算も示した。