| 社説/小池都政2期目/圧勝の再選に期待と懸念 小池氏の圧勝に終わった都知事選だが、結果自体は多くの人が予想していた「想定内」のものだ。今回の都知事選では、小池氏が就任以降、批判の矛先を向けてきた自民党が候補者の擁立を断念。選択肢を示すことすら放棄した。国政野党も有力な候補者を擁立することなく、個別に表明した候補者に便乗することを選択したのは残念だ。政党が本気で対抗馬を擁立しなければ、現職有利は揺るがない。 「現職1強」となった背景には、コロナ禍での選挙という点も大きい。小池氏が進めた新型コロナ感染症対策は、初動対応の遅さや「東京アラート」の分かりにくさ、感染の再拡大などの課題も指摘されているが、全体的には都民評価は高い。各政党には「負け戦」は戦えぬという判断もあったのだろう。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
|