| 視点/都知事の影響力/日本を覆う不穏な空気の正体 石原元知事が27日に自らのツイッターにつづった以下の投稿が波紋を呼んでいる。
「業病のALSに侵され自殺のための身動きも出来ぬ女性が尊厳死を願って相談した二人の医師が薬を与え手助けした事で『殺害』容疑で起訴された。武士道の切腹の際の苦しみを救うための介錯(かいしゃく)の美徳も知らぬ検察の愚かしさに腹が立つ。裁判の折り私は是非とも医師たちの弁護人として法廷に立ちたい」
一言一句、突っ込みどころ満載の文章だが、冒頭の「業病」という単語からして、既に人権意識を疑う。「業病」とは前世での悪行の報いでかかる病という意味で、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者に対する誤解と偏見を生む表現だ。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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