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小池都政2期目の進路~2.0時代(8)/人口減少/進む自然減、見えぬ打開策

  一時的であるとは言え、5月、都内の人口が初めて1400万人を突破した。「4年間、子育てに力を入れてきた。子育て家族が都心部に住むケースが増えている」。小池知事は6月12日の記者会見で成果を強調した。

 長期的に見ると、都にとって人口構造は深刻な悩みだ。少子高齢化が進み、都の合計特殊出生率は1・2(2018年)。昨年末に発表した「戦略ビジョン」の中で、2040年代に目指すべき未来の姿の一つとして、合計特殊出生率を「2・07」に引き上げ、少子化から脱却する姿を掲げている。小池知事は子どもを社会の最優先事項として浸透させるため、「チーム2・07」と称し、区市町村や民間企業などと連携して取り組む考えを示している。 
 
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