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最前線~on the Front Line/帰省の是非 国民任せに/結局どっち?都「控えて」

  お盆休みシーズンの帰省・旅行を巡って、政府と地方の対応がかみ合わず、判断が国民任せになっている。小池知事は6日の会見で、「今年の夏は特別な夏」とし、旅行や帰省、遠くへの外出などを控えるよう都民に呼び掛けた。一方、菅義偉官房長官は7日の会見で、「政府としては全国一律に自粛を求めるものではない」と事実上の容認。他の道府県でも帰省に対する考え方には温度差があり、ブレーキとアクセルの踏み方を、帰省先の自治体によって国民が個別に判断するという「特別な夏」が訪れている。 
 「帰省の際は『3密』を避ける、大声で話さないといった基本的な感染防止策を徹底するようお願いしたい」─安倍首相は6日に広島市内で会見し、こう述べた。

 全国知事会などから見直しを求める声が挙がっている「Go To トラベル」については、「観光事業者と旅行者の双方に感染拡大防止策を実施していただきながら、ウィズコロナの時代の安全で安心な新しい旅のスタイルを普及・定着させていきたい」と、今後も継続する考えだ。
 
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