都政新報

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区長会／就労支援研究会を設置／課題を共有化、要望提出へ

特別区長会は、調査研究機関となる就労支援研究会を設置した。座長には、足立区の近藤やよい区長が就任した。景気が低迷する中、新卒や若年高齢者、障害者などの就労は厳しい状況にある。こうした問題に関する区の就労支援対策について調査・研究することが狙い。今後、課題までを洗い出し、国や都への要望につなげていく。職業紹介が国の専管業務となっているように、就労問題は広域的な取り組みが中心だが、失業や不安定雇用は、区税収入の減や生活保護費の増など区財政も直撃する課題だ。２３区として、どのような取り組みができるのか注目される。