山本泰人・中央区長に聞く/区独自の感染防止ステッカー ねらいは?/「ウィズコロナでも活気ある街を」 新型コロナ感染拡大防止のため、都は対策を徹底した飲食店や事業者が掲示する「虹ステッカー」を制作したが、区の現場では独自の感染防止ステッカーを作る動きが広がっている。一見、屋上屋を重ねるようにも見えるが、区のねらいは何なのか。日本有数の繁華街・銀座や、かつての「東京の台所」築地を抱える中央区の山本泰人区長に聞いた。 「これは心構えだよね。だから規制ではないということ。行政の一方的なメッセージではなく、(事業者と)双方向で達成していこうという証しのようなもの」。新型コロナ感染防止対策の徹底に向け、区が制作したステッカーについて、山本区長はこう説明する。
中央区では青地に白い文字で「SAFETY CHUO」と書かれた直径8センチのステッカーを8月に制作。これまでに約2千枚を飲食店などに掲示してもらっている。
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