特別区競馬組合/各区に3億円分配へ/無観客レースでも増収維持 特別区競馬組合は9月18日、第3回組合議会定例会で2019年度決算の利益金について、1区当たり3億円の特別区分配金議案を提出し、全会一致で可決された。18年度の2億円から大幅に増えた要因に、ネット投票が浸透し、1日当たりの同売得金が前年度比1・2倍となったことがある。今年は新型コロナ感染拡大防止のため、2月から8月まで無観客でのレース開催となったが、在宅投票は前年同期比1・5倍増と好調を維持する。一方で、競馬場にファンが足を運ばなくても増収が続くことに、関係者には戸惑いも見られる。
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