| 時論政論/放射能汚染/情報公開と機敏な対応を 世田谷区で高い放射線量のホットスポットが見つかって以来、都内の各地で周辺よりも高い放射線量の場所が相次ぎ見つかっている。きっかけは、市民の自主的な計測。これまでホットスポット探しには消極的だった区市もようやく重い腰を上げて対応に追われた。 世田谷区の事例は原発由来ではなかったが、千葉県柏市では原発由来と疑われる桁違いの高い放射線量の場所が見つかっている。 東京電力福島第一原発の爆発事故から7カ月が過ぎた。都や区市が計測している空間放射線量は、平常値よりやや高い程度。今回のような桁違いに高い放射線量が、今になって見つかっているのはなぜなのだろうか。
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