| 風化させない~被災地の今 2020(1)/岩手県/防潮堤工事に携わって 昨年のラグビーワールドカップの釜石開催。人口3万人の街に1万数千人の観客が訪れた。直前に花巻まで高速道路がつながり、東北道からのアクセスが向上したこともあり、盛岡等からのバスがひっきりなしに走り、普段は混むことのないJR釜石線が満員の乗客を乗せて運行していた。台風で1試合が中止になったが、中止になったカナダの選手が台風で被災した家の家具の運び出しを手伝うなど話題となった。
震災への備えを継承
私は釜石にある沿岸広域振興局水産部に勤務している。東日本大震災の津波で最も被害の大きかった産業は水産業である。沿岸地域の魚市場、水産加工場などの建物や漁船、岸壁や防波堤といった漁港施設は壊滅的な被害を受けた。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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