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都庁職定期大会／１２年度運動方針を決定／新委員長に阿部氏

　都庁職の第４４回定期大会が２６日、都庁第二本庁舎３２階の都庁職大会議室で開かれ、２０１２年度の運動方針案などを決定した。河野正委員長は「都民にサービスを十分提供できる執行体制の確立、労働条件の改善に奮闘したい」と訴え、闘いを進める決意を表明した。また、２年に一度の役員改選が行われ、新委員長に阿部孝宣氏、新副委員長に石井満氏と会計を兼務する伊藤幸男氏、書記長に山下勇氏が就任した。
　河野委員長は冒頭のあいさつで、政府が人事院勧告を見送り、国家公務員の給与を平均７・８％削減する法案を優先する方向性を表明したことなどを受け、「秋冬の闘いは、公務員人件費の削減攻撃の真正面からの闘いになる」と位置付けた。