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知事への要望コロナ一色/都の予算ヒアリングがスタート

 都の2021年度予算編成に向けた各種団体からの知事ヒアリングが2日に始まった。小池知事就任後に始まった知事ヒアリングは今年で5回目。今回は予算要望に加えて新型コロナウイルス感染症の影響を聞き取り、コロナ後を見据えた都政への要望を受け付けているのが特徴で、医療や高齢者支援などの各団体からはコロナ禍の苦境を訴える声が目立った。



 知事ヒアリングは、例年10月から12月にかけて実施。1年目に約60団体だったヒアリング団体数は、昨年度に105団体に拡充し、今年度も同程度を予定しているという。例年は次年度予算への要望が中心になるが、都側はコロナを踏まえた中長期的な課題に関する話題も受け付けており、団体側からは新型コロナ禍での窮状を訴える声が相次いだ。 
 
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