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揺らぐ足元~調布市道陥没の衝撃(上)/空洞の責任/不安広がり外環工事停滞

 「陥没や振動などの不安を抱えては生活ができないのに、質問をしても答えが要領を得ていなかったり、はぐらかされた。真摯(しんし)に説明する態度とは思えなかった」─6日夜、NEXCO東日本が調布市内の市道陥没の経緯を説明するために開いた非公開の住民説明会では、住民から不安の声が相次いだ。

 10月18日朝に同市内で幅5メートル、長さ3メートル、深さ5メートルにわたり市道が陥没。この事故を受けて、直下で東京外郭環状道路(外環道)本線トンネル工事を施工していた同社は現在、陥没事故と外環道工事の関連性を調査している。住民説明会では、先月20日以降に実施している地下の空洞調査や地盤調査の状況などを説明したが、住民の不安払拭(ふっしょく)には程遠い状況がうかがえた。 
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