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ＩＯＣバッハ会長来日／来年夏開催で連携確認／国民の不安顕在化も

国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のトーマス・バッハ会長が１５～１８日に来日し、菅義偉首相や小池知事らとの会談や、選手村と新国立競技場などを視察した。新型コロナウイルスの感染拡大で東京五輪・パラリンピックの延期が決まって以降、バッハ会長の来日は初めて。来年夏の開催を広くアピールするのが狙いで、会談や視察では前向きな発言に終始し、安全な大会開催を強調した一方、感染拡大第３波に見舞われている状況での訪問に、反対派が少人数ながら抗議行動に出るなど、国内世論の冷ややかな受け止めも顕在化した格好だ。

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