| 都がデジタル局設置/所管業務や規模に注目/看板かけ替えに懸念も 小池知事がデジタルトランスフォーメーション(DX)の旗振り役として、戦略政策情報推進本部を局に格上げして来年4月に設置する仮称・デジタル局。全庁のデジタル化施策を統括し、各局や区市町村のDXを支援する局となり、来年度の組織改正の目玉となる。これまで具体像がなかなか見えなかった都政の構造改革の方向性が徐々に明らかになる中でのデジタル局の新設を、都職員はどう受け止めるのか、声を集めた。
■本部の検証もなく? 知事は11月の定例会見でデジタル局を創設すると公表した際、具体的な中身は固まっていなかった。そのため、必要に迫られて組織を改正するという印象はなく、単なる知事の組織いじりのように感じてしまう。また、戦略政策情報推進本部の検証を行わないまま、組織改正することも腑(ふ)に落ちない。デジタル局に看板を掛け替えただけで終わらないようにしてほしい。(本庁部長) ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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