| 式典演出の体制一新/「萬斎チーム」解散/五輪組織委員会 五輪組織委員会は23日、東京大会の開・閉会式の演出企画の検討チームを見直すと発表した。これまで狂言師・野村萬斎さんを責任者とする7人体制で検討していたが、同チームは解散し、元電通の佐々木宏氏が企画の責任者を務める体制に変更する。 組織委はコロナ禍による大会延期に伴い、開・閉会式の内容をゼロベースで練り直しており、限られた時間で迅速・効率的に準備を進める必要があると判断した。武藤敏郎事務総長は同日の記者会見で、「(大会まで)1年も時間がない中で、企画と同時に実体的な制作段階に入らなければならない」と説明した。佐々木氏はこれまでのチームでパラの式典を担当。7月に新国立競技場で行った大会1年前セレモニーの演出も手掛けた。
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