| | 社説／都議会１定が開会／小池都政２期目、「前のめり」な予算の功罪 都議会第１回定例会が１７日に開会した。猛威を振るう新型コロナ感染症だが、緊急事態宣言下で、新規感染者数は減少傾向にあり、落ち着きを取り戻しつつある。１７日からは医療関係者へのワクチン接種も始まり、未知の感染症との闘いも岐路を迎えた。
そうした中、今定例会で審議する来年度予算案は、目下のコロナ対応とともに、「アフターコロナ」を見据えた施策や財政運営の在り方が問われる。都議選を控えた予算議会では、各議員が地元の要望を訴える「ご当地ソング」が多く聞かれるが、近視眼的になることなく、中長期的な視点での建設的な議論を期待したい。
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