| 小金井市ごみ問題/多摩川衛生組合と昭島市が受け入れへ/11月の収集停止は回避小金井市の可燃ごみ処理が11月中旬にも契約量に達し、収集停止の可能性が出ていた問題で、多摩川衛生組合と昭島市は佐藤和雄小金井市長の辞職を受け、可燃ごみの搬入を受け入れる方針を示した。双方、搬入量は未定だが、当面、収集停止の危機は回避されることになった。 多摩川衛生組合は4日の正副管理者会議で追加支援の方針を決めた。会の冒頭、12日付で辞任する佐藤和雄小金井市長が改めて謝罪。7日の代表議員会議を経て、15日の定例会に報告する。これまでの契約量は8千トン。今回、さらに1千~2千トンの追加を検討しているという。 同組合は、来年1月から2月にかけて焼却炉の大規模なメンテナンス作業を行う。また、来年以降に予定される宮城県の災害ごみの受け入れ候補にもなっており、年明け以降の処理量の見通しが立たない状態。緊急対応として、8千トンを超えた場合も継続して受け入れるが、最終的な搬入量の決定は、小金井市との契約交渉で詰める方針。
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