| | ＴＯＫＹＯ２０２０五輪への航海図（５２３）／５者協議／主導権を握ったのは…… まるで国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）理事会の配信動画を見ているようだった。ＩＯＣと国際パラリンピック委員会（ＩＰＣ）、都、大会組織委員会、政府の代表者による５者協議が３日、オンライン形式で開かれた。報道陣に公開された協議冒頭、司会役を務めたのはＩＯＣのトーマス・バッハ会長だった。バッハ会長は、２月に就任した組織委の橋本聖子会長と丸川珠代五輪相に祝辞を述べ、「この協議で、いくつかのことで具体的な結論を得られるだろう」と強調。また、「大会参加者だけでなく、全ての都民、日本国民が安全・安心な大会とすることが最優先だ。我々ＩＯＣは、全ての日本国民の側に立っている」と語り、「ＩＯＣは皆さんとの更なる団結と継ぎ目のない協力の準備ができている」として一層の連携強化を呼び掛けた。
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