| | ニュースの視点～辛口記者の政治批判（３９）／消えたワンボイス／「三都物語」をほうふつ 緊急事態宣言の解除に向け、首都圏の知事たちの思惑に「乱れ」が生じた。
振り返れば、今年の１月、小池知事を始めとした首都圏４都県の知事は西村康稔経済再生担当相を訪問し、緊急事態宣言の発令の検討を要請した。
その際、小池知事は「営業時間の短縮要請だけでなく、交通、テレワーク、時差通勤など１都３県としてワンボイスでいく」と語り、４都県のまとまりを強調していた。しかし、その一体感は今回の宣言解除への過程で崩れ去ってしまったようだ。その一端が垣間見えたのは今月７日に放送された民放の報道番組だった。
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