| 区に生活保護「義務付け」/新宿の路上生活者訴訟で/東京地裁判決/「他自治体へも影響及ぼす」新宿区で路上生活をしていた男性が、区に生活保護申請を認められなかったのは違法だとして、区に申請却下の取り消しを求めていた裁判で、東京地裁は8日、区に申請却下を取り消し、この男性の生活保護を行うよう命じる判決を言い渡した。男性は区に対し▽申請却下の取り消し▽2008年6月からの生活保護▽扶助費・遅延損害金支払い─を求めていた。現在、区は控訴するかどうか検討している。生活保護の在り方に一石を投じた判決に、現場には困惑が広がっている。
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