| 密にならない小さな乗り旅(2)/今しか見られない都電の工事風景 なかなか愛称の「東京さくらトラム」が普及しない都電荒川線だが、桜は春しか咲かないから一年中呼ぶのは無理かもしれない。もっとも都電荒川線という言い方にしても、荒川区内を走っているのは全区間の半分にも満たない。「都電荒川・北・豊島にちょっと新宿線」といったところか。 それでも都電荒川線が一番にぎわうのはやはり桜の時期。面影橋付近や飛鳥山の桜は都電とからめた桜撮影の名所でもある。 そして、その次に都電荒川線が混んでいるのが、とげぬき地蔵(高岩寺)の縁日である4の日(毎月4・14・24日)。中でも1月24日、5月24日、9月24日は例大祭の日とされてにぎわい、とげぬき地蔵参道の北端(南端はJR・地下鉄巣鴨駅)となる都電庚申塚電停では営業所係員が乗客案内に忙しい。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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