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23区 放射性物質汚染/「マイクロスポット」が課題に/国基準指標「毎時0・23マイクロシーベルト」/北・足立区「独自基準を維持」

 東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射性物質問題で、23区には局所的に高い放射線量が測定される「マイクロスポット」の存在が明らかになった。区民の通報などに対応した除染対策を講じる動きが相次いだが、ここに来て、区施設全体などを対象とする測定と除染対策の体系化が23区の中で急務になっている。政府は来年1月の「放射性物質汚染対処特別措置法」の施行に先立ち、従来の基準を体系化した基本方針を11日に閣議決定したが、自治体の責任範囲や測定の考え方など、あいまいな部分も残され、各区は対応に苦慮している。



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