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視点/着眼点の転換/「生理の貧困」から施策を深化

  生理用品にお金をかけられない女性が多いことが明らかになり、話題となった「生理の貧困」。SNSから火が付き、23区でも各区が無償で配布する取り組みを行ったが、最近は下火になりつつあるようにも見える。しかし、「貧困」から「ジェンダーギャップ」へ着眼点を変え、次のフェーズへ取り組みを「深化」させる区もある。
 中野区は4月の定例会見で、民間事業者と協力し、生理用品を永続的に無償配布する取り組みを進めると発表した。企業からの広告収入によって区の負担なく生理用品を提供できるスキームを検討中で、8月にも開始する予定という。全国でもまだあまり例のない動きだったため、記者の関心も高く、会見では多くの質問が飛んだ。
 
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