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九段下の壁撤去/東交が問題点を指摘/事故時の責任所在で課題

東京交通労働組合は、都営地下鉄と東京メトロのサービス一体化に向けて示された九段下駅の壁の撤去を巡り、都交通局に対し、壁を撤去した場合の問題点を指摘し、回答を求めている。両社の境界がなくなった場合の責任の所在などについてただす内容だ。

 九段下駅の壁撤去を巡る東交からの質問は3点あり、(1)壁を撤去した後の扱いなどに関し、1駅2社の合同管理なのか、どちらか一方の管理委託なのか(2)事故・緊急時の対応と責任所在(3)費用対効果、撤去費用の総額と両社負担割合─について尋ねている。
 これらの点に対して、都交通局は、管理や責任所在などについて「今後、メトロと協議」とし、「費用対効果は、お客様へのサービス効果は数字に算定しにくいが、利便性が向上するのは間違いない。また、メトロ側の費用は先方の話なので、総額というと分からない。重なる部分の負担割合は現在、メトロと協議中」と話す。


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