| | 主張／誰一人取り残さない／脱炭素社会へのトランジション／宇都宮大学国際学部教授 高橋若菜 世界の平均気温は、産業革命前と比べて約１・２度上昇した。世界各地で熱波や大規模な森林火災が起きている。ハリケーンや水害、高潮、干ばつなどの異常気象被害は拡大の一途にある。このまま人類が温室効果ガスを出し続ければ、やがて温暖化は制御不能となり、地上の大半が居住に適さなくなるだろう。この１０年が決定的な分岐点となる。
科学からの警鐘に、世界では多くの若者が抗議デモを繰り広げている。気候危機は国際政治の最重要課題となり、世界は脱炭素社会へ向けて重いかじを切り始めた。
◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/）にご登録（有料）することで全文をお読みいただけます。Facebookページ（http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo）の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
|
会社概要
