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今週の都政新報
 

投稿/都の構造改革/変化に対応可能な組織を/求められるスピード感

  この4月に、都庁の組織から「行政改革」の名称が消えた。30年以上にわたって継続してきた行革が途絶えるのは感慨深い。
 都が行政改革に取り組んだのは、美濃部亮吉氏から知事を引き継いだ鈴木俊一氏の時だ。1979年度に発表した第1次行政改革では、美濃部都政が残した巨額の累積赤字を解消するため、度重なる職員定数の削減や業務のアウトソーシング、退職手当・特殊勤務手当を中心とした勤務条件の見直しなどにより、目覚ましい成果を上げてきたのは事実だ。
 
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