| サイバー攻撃に警戒/総務局が対策を周知徹底/不審なメールは開かずにウイルス感染やホームページの改ざんなどを狙ったサイバー攻撃の被害が官民で相次いでいる。衆院議員会館へのサイバー攻撃では、全議員のIDとパスワードが暗号の状態で流出。標的型メールに添付されたウイルス付きファイルを開いたことが原因とされる。一方、都庁では標的型メールの被害は報告されていないものの、こうした事態を受けて、職員への注意喚起を実施するなど、標的型メールへの警戒を強めている。
都総務局は10月末、各局のセキュリティー担当者を対象にした説明会を開いた。改めて標的型メールへの警戒を呼び掛ける目的で、サイバー攻撃を受けた三菱重工業や衆院議員の情報流出を取り上げた。
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