| 記者が振り返る東京五輪/都市に過度なリスク負わせ/重荷下ろし、立て直し急務 東京五輪は8日、17日間にわたる熱戦に幕を下ろした。IOCのトーマス・バッハ会長は「パンデミックが始まって以来初めて、全世界が一つになった」と評し、小池知事は閉会式で次の開催都市のパリ市に五輪旗を引き継いだ。大会がコロナ禍で遂行される一方、東京では感染が拡大し、都市の負担も大きくなった。記者が大会を振り返りつつ、レガシーを展望した。
A 開幕まではコロナの深刻化が目に見えていて、どうなることかと思ったし、組織委の幹部も「無事に終わって」と祈るような気持ちだったというが、ズタボロになりながら嵐を乗り切った印象だ。 B 前代未聞のコロナ禍で、観客の有無についての政治判断も遅れた中、大会運営を大きな混乱なく乗り切った。東京側の実務能力の高さを示したと言える。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。Facebookページ(http://www.facebook.com/denshiban.toseishimpo)の「ちょこっとタダ読み」で記事の一部をお読みいただけます。
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