| 都政発 パラリンピックへ~東京パラリンピアンに聞く(上)/胸を張って、輝いて/5人制(ブラインド)サッカー/都立八王子盲学校教諭 黒田智成さん 東京パラリンピックに出場した254人の日本代表の中には、普段は都内の教育や医療現場などの最前線で活躍している選手もいる。そんな都政にゆかりの深い3人の「東京パラリンピアン」に、大会出場を振り返ってもらった。 「空中で一瞬、ボールの音が鳴って、パスの軌道が頭に浮かんだ」─大一番の5位決定戦で右足一閃のボレーシュートを決め、欧州王者のスペインを破る原動力となった。ゴールキーパー以外は視界を完全に遮断するアイマスクを着用し、音を頼りにボールを操るブラインドサッカーでは、めったに見られないダイレクトボレー。速くて強い海外の選手に対抗するため、八王子盲学校の同僚の教員と練習を重ねてきたプレーだった。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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