| 退職初心者の生活/大切なものは/自分の足元に/都港湾局OB 木藤亮 私は一昨年、再任用の期間を3年残し、35年間勤めた東京都を退職しました。東京の家を引き払い、妻と共に札幌へ移住。移住は、かなりの重労働で精神的にも肉体的にも疲れます。3カ月後、家の処分も終わり、新居での生活をスタートしました。ここからが、やっと退職後の人生の始まりです。しかし、あれもしたい、これもしたい、と思う気持ちだけが空回り。ダラダラと過ごす日々が続きました。退職後の生活は必ずしも思い描いたようにはいきません。自らが生活を組み立てなければならないと改めて気づきました。退職初心者なのです。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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