| 持続可能な地域防災のススメ(9)/宿泊施設は福祉避難所になりうるのか◆避難所として注目される宿泊施設 「避難所の収容スペースが足りない」。これは、全国の自治体でいまだ解決策が見いだせない大きな課題である。特に昨今の新型コロナの感染拡大により、3密を避けながらの収容スペースの確保が求められているため、収容人数をさらに制限せざるを得ない。 昨年4月、内閣府防災担当は避難所の確保を進める方策の一つとして、ホテル・旅館等の活用検討を打ち出した。具体的には、(1)災害時に避難所として開設が可能なホテル・旅館等と借り上げに関する調整を進める(2)宿泊施設の業界団体等と協定を締結する(3)優先的に避難する対象者を検討し、あらかじめリスト化する─といった事前準備を進め、災害時には速やかに避難所として開設し、避難者を受け入れる。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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