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都議会/ソウル・北京市の友好代表団が視察概要を報告

 北京、ソウル両市への都議会友好代表団は11月30日の本会議で、視察について報告した。
 ソウル特別市への代表団長・遠藤衛氏(自民)は「最新のIT技術を活用した住民サービスの現場や、韓国の伝統・文化を大切にしている学校現場を視察できた」と報告。「両都市の友好の絆を一層深めると共に、活力あるソウルのありのままを見聞し、互いに抱える諸問題の解決について議論するなど有意義な訪問になった」と語った。
 北京、青島両市への代表団長・門脇文良氏(民主)は、「急速な発展著しい北京市と国際港湾都市である青島氏を訪問し、その変化と現実化への取組を理解する有意義な機会だった」。国家大劇院(北京市)の音楽ホールも視察し、「日本によるオーケストラ演奏は一度もなく、都響にも演奏してもらいたいと要請があった」と説明した。
 併せて、民主、自民両党の海外視察団も調査内容を報告した。
 欧州を訪問したのは民主党。鈴木勝博氏は、20年五輪を目指してロンドン五輪を「最大のロビー活動の場」と位置付け、アピールを知事に要望。ベルリンの調査では、ガスで発電するコージェネレーションで冷暖房を供給する等、東京のエネルギー政策の参考になったとしている。
 自民党は16年夏季五輪開催都市のリオデジャネイロなど、南米を訪問した。吉野利明氏は、2回目の挑戦の後に3回目の挑戦をした理由などについて、五輪委で説明を受けたと報告。「IOC総会で投票権を持っている人物に投票する気になってもらう努力をすべき」との指摘があったという。


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