| 職員の声/ファーストの会/新党結成に批判の声/「偏在是正」解決は困難 都民ファーストの会が国政進出に向けて設立した新党「ファーストの会」に関し、都庁内では批判の声が相次いでいる。国が都の税収を吸い上げて地方に配分する偏在是正措置を新党が問題視するが、庁内からは「政治力がないのに解決できるはずがない」などの声が聞かれる。新党結成に関する都幹部の受け止めを聞いた。
■地域政党出る幕なし 地下鉄の新線開通や再開発など国との連携がなくては実現しないので、国政とのパイプ作りは重要だ。だが、新党の複数の候補者が当選しても、国とのパイプ役としては期待できない。自民党の二階幹事長が失脚して小池知事が国とのパイプを失う中、新党が国とのパイプを築きたかったのかもしれないが、地域政党が出る幕ではない。(本庁課長) ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
|