| 葉県北西部地震の教訓/市古太郎・都立大教授に聞く/交通の運行停止、常に備えを 7日夜に起きた「千葉県北西部地震」。震源の深さは75キロ、マグニチュードは5・9で、足立区では震度5強を記録した。首都圏では鉄道がストップし、多数の帰宅困難者が発生。また、水道管の漏水が相次ぐなど、都市インフラに被害が出た。東京都立大学の市古太郎教授(都市科学)に今回の受け止めと首都直下地震への備えについて聞いた。 ─今回の地震と被害状況をどう見ますか。 震度5強にしては体感的な揺れが強かった。被害に着目すれば、2018年の大阪府北部地震が午前8時前の通勤・通学時間帯に発生し、鉄道運休した状況と共通点がある。朝方と深夜の違いはあれど、通勤・通学時間帯の影響は大きく、大都市ではある程度の被害は避けられない。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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