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密にならない小さな乗り旅(7)/フォークソングが似合う私鉄沿線

 その昔、新御三家といわれた男性歌手たちがいた(ということは元祖御三家もいるのですが分かりますか?)。その新御三家の1人、野口五郎に『私鉄沿線』という名曲があった。昭和世代なら歌える方も多かろう。
 で、問題はその私鉄のモデル駅がどこかということになる。野口五郎も作詞家の山上路夫もバリバリ現役活躍中だが、彼らがこれはどこの駅ですと言ったという話は聞いていない。ここはもう自分の恋愛体験から(ない人は妄想して)想像することになる。
 著作権の関係で歌詞は出さないが、舞台はかなり都会だ。だが、電車を降りる彼女の姿を(改札口に迎えに出ている彼が)探すことができるくらいのコンパクトな駅である(あとは花屋、そして店員となじみになれる喫茶店が近くにある駅ですよね。あなた詳しいですね)。
 
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