| ニュースの視点~辛口記者の政治批判(60)/衆院選/小池劇場再開の余地を残した 10月31日に投票が行われた衆院選で、自民党は公示前から15減の261議席を獲得して衆議院の絶対安定多数を確保した。一方、野党第1党の立憲民主党は躍進どころか13議席減となる96議席に終わった。開票直前までは「自民党単独過半数割れ」という予測が出ていたことを考えれば自民党の圧勝と言っても過言ではない結果だ。これには永田町かいわいでは少なからず驚きの声が上がった。 特に目立ったのが比例代表である。自民党は3回連続で圧勝した安倍政権下でもなし得なかった70議席台となる72議席を獲得した。比例票は全国で前回よりも約136万票上回る1991万票を獲得。投票率がわずかながら上がって有効票で約170万票が増えたが、その大半が自民党に入ったということになる。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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