| | 国会が五輪招致決議／「世界に対する復興の証し」衆参両院は７日までに、２０２０年オリンピック・パラリンピックの東京招致を賛成多数で決議した。
決議は、２０年五輪の東京招致について、「国際親善とスポーツ振興、共生社会の実現にとって極めて意義深いもの」と述べるとともに、「東日本大震災からの復興の途上にある我が国にとって、両大会の招致と開催の成功は、国民に希望を与えるとともに、世界に対する復興の証しとなる」と強調している。
その上で、「政府、国会が一体となり、内外における招致活動及びスポーツ外交を強力に推進するとともに、国を挙げて、必要となる支援や競技環境等その準備態勢を整備すべき」とした。
提案の趣旨説明には、１６年招致活動で首相としてＩＯＣ総会の最終プレゼンに出席した鳩山由紀夫氏が登壇。「世界の平和と繁栄に積極的に貢献する国づくりを進めるとともに、東日本大震災からの復興と世界の皆さまからいただいた支援に対する感謝の念を示すためにも、五輪東京招致を国を挙げて強力に運動を展開しなければならない」と訴えた。
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