| 後期高齢者医療広域連合/保険料改定で試算公表/今期比で16・1%増/安定化基金 投入で圧縮を都に要望 75歳以上の人を対象とする後期高齢者医療保険料が2012年度、2年ごとの改定期を迎える。東京都後期高齢者医療広域連合は今月、改定後の保険料について、現行より年間16・1%の上昇を見込む算定案などを公表した。最終的に、都の財政安定化基金からの支援などで伸び率を抑止したい方針だが、給付増大や財源緊縮化の影響もあり、次期改定での被保険者の大幅負担増は不可避の状況だ。12年度は3年ごとの介護保険料改定と重なるため、高齢者側の負担感は非常に重く、軽減措置などを求める声も大きくなってきた。
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