| 東京大会の遺産~レガシー具体化の1年目へ(3)/ボランティア文化/知識・経験を生かす先に JR新宿駅構内。幼児を抱いた若い外国人夫婦が、どの電車に乗ればいいか分からず困った様子を見せていた。声をかけると、水道橋に行きたいとのこと。総武線上り方面のホームまで案内すると夫婦は笑顔になり、小さな子は手を振ってくれた─。 都生活文化局が東京2020大会を見据えて開催した「外国人おもてなし語学ボランティア」の受講者による、街中での小さなボランティア体験談だ。同局と政策連携団体の「東京都つながり創生財団」が昨年11月に立ち上げたボランティア情報ポータルサイト「東京ボランティアレガシーネットワーク」には、こんな体験談がいくつもある。
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